規制で9000億ドル市場奪われるのか…非対面診療アプリが「脱韓国ラッシュ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.01 08:46
医療規制と医療界の反発に直面した非対面診療プラットホーム企業が海外に目を向けている。世界各国政府が非対面(オンライン)診療関連技術・インフラ投資を拡大する中、韓国は規制と一時的許容の間を行き来しながら関連業界に混乱を招いているからだ。最近政府が「専攻医(研修医)退社」による医療空白を防ごうと非対面診療をまた全面許容したことに対しても、業界では「一時的な措置にすぎず、いつまた規制するか分からない」と冷笑する雰囲気だ。
新型コロナ期間に急成長した国内医療プラットホーム企業は最近、生きる道を探して海外に向かっている。非対面診療・薬配送に関する規制が少ない国に事業の軸を移しているのだ。「ドクターヒア」を運営するメディヒアは米国への本社移転を進めている。その間、国内の韓国人と海外居住の韓国人を対象に非対面診療サービスを提供してきた。昨年6月、政府が新型コロナ拡大期間に一時的に許容していた非対面診療をまた試験事業として規制を強めると、国内事業を整理する方向が決まったという。