韓国、バーチャルアイドルの最初の音楽番組出演…「現実アイドル」をリード
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.08 08:18
バーチャルグループで初めて地上波音楽番組で1位にのぼったPLAVE(プレイブ)が13~14日、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで初めてのファンコンサート「Hello,Asterum」を開催する。これに先立って、チケット販売は前売りのオープンと同時に7万人を超えるファンが同時に接続して話題を集めた。SMエンターテインメントは4-6月期にバーチャル歌手「nævis(ナイビス)」をローンチングする。nævisはSMの第4世代ガールズグループ「aespa」の世界観に登場するバーチャルヒューマンだ。
K-POPと先端技術のコラボで誕生したバーチャルアイドルが、メジャー音楽シーンでも存在感を高めている。大手芸能事務所がバーチャルアイドル市場に参入する様子だ。HYBE(ハイブ)は歌手MIDNATT(ミッドナット)を通じて音声AI技術を前面に出し、カカオページはバーチャルガールグループオーディション「少女リバース」を公開した。カカオエンターテインメントは、メタバースエンターテインメントとともにバーチャルグループ「MAVE:(メイブ)」をデビューさせた。大衆音楽評論家のイム・ヒユン氏は「バーチャルモデルが初めて登場した時は『心地悪い谷』(人間と類似したロボットなどを見て感じる不安感)の反応があったが、今は成功事例が生じている。大手企画事務所がバーチャルの試みをするのは当然の手順」と分析した。