「OECD1位」の韓国高齢者貧困率、不動産年金化時は14~16ポイント低下
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.24 07:18
ソウル・江東区(カンドング)に住む70歳のキムさんは、統計上「貧困層」の高齢者だ。彼はリタイア後、年金を含め月100万ウォン(約11万円)ほどの所得で暮らしている。統計では世帯中位所得(中間値)の50%である約144万ウォン(2022年基準)以下の世帯を貧困層に分類する。だがキムさんが住んでいる家は12億ウォンを超える。借金もない。所得は少ないが資産を見れば貧しいといえるか疑問だ。
国民年金をもっともらうべきという論理を展開する時によく所得を基礎にした高齢者貧困率が高いという統計を根拠に上げる。