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ベンツに乗る常務委員…金正恩委員長、年2.5兆ウォン「贈り物統治」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 07:55
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が体制維持に必須となる北朝鮮内エリート特権層の忠誠心と結束を引き出すための「贈り物政治」に使う統治資金が年間2兆5000億ウォン(約2800億円)にのぼるという研究結果が出てきた。北朝鮮の権力の核心である労働党、内閣、軍にそれぞれ布陣している特権層は6万-6万5000人にのぼるが、1人あたり年間4000万ウォン程度をぜいたく品などに使ったということだ。

国防部と韓国国防研究院(KIDA)によると、金正恩委員長が贈り物政治に使う2兆5000億ウォンには、特権層の衣食住関連費用から自動車、医療サービス、警護・儀典、各種文化・便宜施設などの費用が含まれた。実際、朝鮮中央テレビが昨年12月に公開した労働党中央委員会全員会議関連の映像では、北朝鮮権力の核心と呼ばれる党政治局常務委員3人組(趙甬元党組織秘書、崔竜海最高人民会議常任委員長、金徳訓首相)がベンツSクラスに乗って会議に出席する姿が見られた。

 
贈り物政治の費用や特権層の規模などに関し、研究に参加したKIDAのパク・ヨンハン研究員は「多様な情報と高官級脱北者深層調査の内容などに基づいて別途の分析モデルを作って導出した数値」とし「北関連情報の特性上、具体的な資料とモデルの公開は制限される」と話した。国家情報院も2015年4月の国会情報委員会での業務報告で、北朝鮮の特権層を約6万人と推算すると明らかにした。

特権層とはその言葉通り、北朝鮮内であらゆる特権を持つ、成分が良い支配階層を意味する。金正恩一家と直系・傍系血族のほか、労働党政治局・中央委員会・専門部署・各級委員会の核心幹部と軍将軍・政治委員、国務委員会・内閣・保衛省の幹部なども含むと、専門家らは分析している。

北朝鮮内の特権層はその中でも序列が分かれる形で重層的に構成されている。研究陣はこれを大きく4段階に等級を分け、差別的に費用を構成したと説明した。このうち最も高い層位にある核心特権層は金氏一家を意味する白頭(ペクトゥ)血統、抗日パルチザン、高位層一族出身エリートからなると、研究陣は把握した。核心特権層の規模は約2万2000人で、全体人口の0.1%にすぎない。

研究の結果によると、このうち特権の頂点にある金正恩一家(約100人)のぜいたく品消費は年間8300億ウォンにのぼる。8300億ウォンは金正恩政権が使用した年間ぜいたく品費用の30%に相当する。慢性的な食糧不足に苦しむ北朝鮮の年間穀物不足分110万トン(約8580億ウォン相当)の96%を購買できる金額というのが、研究陣の説明だ。

一例として金正恩委員長が所有する英プリンセスヨット社の95MYモデル1隻だけでも取引価格は約93億ウォンにのぼる。これは約13万4000人と推定される北朝鮮内の結核患者全体の40%、5万2000人の診断・治療剤(1人基準18万ウォン)を確保できる金額だ。

特に金正恩委員長の娘ジュエ氏は公開活動をするたびにブランド品ジャケットなどで着飾るが、外出姿のワンセットに平均2600万ウォンのぜいたく品を使用していると、国防部・KIDAは指摘した。服と履き物、バッグ、アクセサリー、携帯電話などがジュエ氏の「外出セット」を構成する。

統一研究院のオ・ギョンソプ研究委員は「北で権力の獲得・維持のために支持が必須の核心階層は、金日成(キム・イルソン)主席・パルチザン・高位層一族出身のエリートで構成されている」とし「金正恩委員長は自身の強力なリーダーシップをさらに強化するため『贈り物政治』を通じて彼らの忠誠と結束を引き出している」と述べた。

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